(社)日本整形外科学会研修認定施設 (財)日本リウマチ財団リウマチ認定医研修施設
住所・群馬県高崎市通町(その周辺地図へのリンク)
365日24時間整形外科医が対応します。お電話は027-322-3660
リウマチの患者さまへ 医療関係者の方へ 病院のご案内へ 診療科のご案内へ お問い合わせフォームへ
患者さまの笑顔のために、今、できることを…。
■病気のお問い合わせについて
 
病気のお問い合わせは、メニューの「お問い合わせ」フォームより行って下さい。
 尚、お問い合わせのお返事は業務の都合上、遅くなることがありますのでご了承下さい。
 また、必ず題名に病気の質問等記載して下さい。
 病気のお問い合わせについては、お答えすると共に、
 ホームページ上に掲載させていただきますので、あらかじめご承知おき下さい。
■その他のお問い合わせについて

 メニューの「お問い合わせ」フォームより行って下さい。
 尚、お問い合わせのお返事は業務の都合上、遅くなることがありますのでご了承下さい。
 また、必ず題名に問い合わせ事項を記載して下さい。
 お問い合わせについては、出来る限り、迅速に対応いたしますが、
 急病等に関してのメールでのお問い合わせはご遠慮下さい。


■患者さま&そのご家族からのご質問一覧

※それぞれの詳しい質門およびその答えは、質門事項をクリックしてください。
リウマチには予防法がありますか? (TAKATAI記事より)


78歳・男性

 新聞で「リウマチは体の免疫の仕組みに異常が生じたために起こる自己免疫疾患の一つ」とありました。
予防する方法があればお教え下さい。


回答医師/井上

 慢性関節リウマチ(以下、リウマチ)とは、自己免疫疾患の1つで、関節周囲の滑膜に炎症が起こり、関節に痛み・腫れ・変形・破壊・こわばりを起こす病気です。老人に特有の病気ではなく、あらゆる年代の人に、ある日突然発症します。男女比は1:3〜4で女性に多いのが特徴です。
 その原因は不明ですが、ウイルス感染や、免疫異常などが有力視されています。
 リウマチは首から手足までの全身の関節に炎症を起こします。初期には1〜3つ位の少数の関節が痛み、やがて左右対称となり、こわばりを伴い、しだいに多数の関節に痛み・腫れ・変形を生じてきます。
 リウマチの発病を予防したり、予測したりすることは残念ながらできません。不幸にして発病してしまったら、治療に全力を傾けることが大切です。
 以前は治らないと言われていましたが、近年は診断技術と治療薬の進歩により、早期に適切な治療を開始すれば、15〜20%位の方は症状が収まります。(これを寛解と言います。)
 治療は基礎療法、薬物療法・リハビリテーション・手術療法の4つが大きな柱です。この4つを上手く行うことが大切です。
基礎療法とは、十分な睡眠と安静・必要な栄養をとる・関節を冷やさない事などです。予防はできませんが体力が落ちたときに発症しやすく、全身の消耗性の疾患ですので大切な療法です。
治療は、鎮痛剤・抗リウマチ剤・副腎皮質ホルモン等をうまく組み合わせて行います。
薬物療法は、抗リウマチ剤は、免疫調節剤・免疫抑制剤で寛解に導入する一番大切な薬ですが、重い副作用を起こす危険がありますので、十分な専門知識と、経験を持っている医師より処方されることをお奨めいたします。痛みの強い場合、鎮痛消炎剤も併用します。全身状態のすぐれない人は副腎皮質ホルモン剤も使います。
リハビリテーションとして、過激なスポーツはリウマチの方には奨められませんが、ウォーキング・水泳・上下肢の関節のストレッチ・筋力トレーニング・ラジオ体操等は体力維持・向上、関節変形予防に役立ちますので重要です。無理のない程度で、毎日行うのが理想です。
手術療法は、関節の変形・破壊が著しく進行し、歩行困難等、日常生活動作に支障をきたした時に、人工関節置換術・関節形成術等行います。リウマチは関節の変形・破壊にとどまらず、悪性関節リウマチと言って、肺・内臓にも進行し、生命予後に悪影響をおよぼすことがあります。
 そのため、発病初期に的確に診断し、適切な治療を早期より開始することが大切です。夜間から朝にかけて起こる関節のこわばり・腫脹・疼痛があればリウマチが最も疑われます。
 これらの症状が感じられたら、専門医を受診されるのが良いと思います。
レミケードの効果と今後の治療について


匿名希望
 ●●歳の●●についてお伺いいたします。●年前より、両手首と両膝の関節に痛みが起こり、浮腫みがひどくなってきました。●●のリウマチ科で診てもらったところ関節リウマチと診断され治療が開始されました。当初は、アザルフィジンENで良好な状態を保ってきましたが、●年経過したくらいから症状が再悪化したため、リウマトレックスを週2回服用し、症状が抑えられていました。
 しかし、症状が抑えきれなくなり、H●年、●月よりレミケードの投与が開始されました。第1回目の投与では、かなりの効果が表れ、本人も投与の途中で既に足が軽く、楽になっていくのが分かったくらいでした。今まで週2回服用していたリウマトレックスは、1回に減らされ、順調な滑り出しに家族して喜んでおりました。
 しかし、2回目以降のからは、効果があまり表れず、●●月現在、●回目の投与が済んだところですが、症状としては、腫れと浮腫みが再発し、●年前の症状に逆戻りしてしまったかのようです。

−−−一部抜粋−−−−

担当の先生によると、レミケードの効果は1年以上待たないと判断できないとおっしゃっていましたが、1回目だけ劇的な効果を表し、それ以降は効果がなくなるということがあるのでしょうか。
私、素人の考えで恐縮ですが、週2回服用していたリウマトレックスを週1回に減らしたことで、効果が薄れているのではないかと思っております。
 担当の先生を信じ、治療を受けておりますが、ここ半年以上、●●の症状を観察しておりますと、決して改善の方向に向っているようには思えず、また、あまりゆっくりと構えていると、関節の破壊が進行してしまうのではと心配です。
 レミケードの効果が表れるまで、このままの方法で、治療を続行していただいた方がいいのか、または、すぐ他のリウマチ科へ転院した方がいいのか迷っています。どうかご助言をお願いいたします。


回答医師/井上

レミケード治療では、効果の減弱というのが4〜5回投与後から見られることがあります。これに対しての対処法もいくつかあります。
このまま保っているのは辛いと思いますので、担当医に対処法を相談されたらいかがでしょうか。
家族のリウマチについて、対処法を教えてください


男性
 妻(●●歳)は●●歳の時にリウマチになりました。当初は、両腕から手の甲に湿疹が出て、その後、全身に力が入らない。体中が痛いとのことで、○○○、○○(脳神経外科)と近くの病院に行きましたが、原因不明で痛み止めのみ処方してもらっていました。
 その後、○○クリニックに4年ほど通いましたが、先生が、血液検査ではリウマチ反応はないが、症状からしてリウマチでは?とのことで、ムコスタを処方して飲んでいました。それも今年初めから効かなくなり、強い薬を処方してもらったら動けなくなるほどでした。
 今年の3月より膝が曲がらなくなり、正座は出来なく、また、右手薬指、左手中指が真っ直ぐにならず、右手のくるぶしがかなり腫れてきました。動けない日々があり、リウマチ専門ということで、○○医院に通い始め、現在はリマチル、プレドニンを飲んでいますが、薬を飲むと体が寒くなったり熱くなったり、怠く一日中寝たきりで、薬を飲まないと、リウマチの影響か節々が痛いと悪循環を繰り返しております。
○○先生には、ほかの薬も処方してもらいましたが、体に合わないのかじんましんが出たり、頭痛になったりで現在に至っています。
 ○○先生は薬が効き始めるのに3ヶ月くらいはかかるとのことでしたが、このまま辛抱するしかないのでしょうか?ここで、また病院を変えると検査のやり直しと治療のやり直しで時間も費用もかかり、悩んでいます。実家の近くの方が井上病院に通っていて、いいとのことでしたので、メールさせて頂きます。
あと、膝は膿がたまっているらしくかなり腫れていますが、膿を抜いても2?3日でまた腫れてしまいました。
 本人の痛さも可哀想で、見ている自分も辛いし何かいい方法があれば教えて頂ければと思います。
 それと、この様な状態なので、治療費もばかにならないのですが、膠原病は医療費がかからないとのことも聞きました。この辺も教えて頂ければと思います。
 お忙しいなか、誠に申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。


回答医師/井上

 今年になってリウマチが急性憎悪したものと考えられます。
この時期は、強力に治療しないと関節破壊が短期間に進行します。
家庭やご本人の努力でよくできる要素は少なく、薬の効果発現・副作用の対処を考えれば、入院(1ヶ月位)を考えてもよい状態に思われます。
膝の人工関節手術の時期などについて


53歳・男性
 リュウマチと診断されてから約30数年、20年前に両手首の固定手術、10年前には右足首の固定手術をしました。
痛みや不自由さが緩和されるとの自分なりの解釈で手術しましたが、手首は握力の減少と外側への変形での不自由さ・足首は固定以外の所がギリギリと音をたて骨がこすりれて痛みがひどい状態です。
幾度かの固定手術を経験してきましたが、手術をして楽になったとの実感を感じていないのが現状です。
そして今、非常に悩んでいます、15年前から両膝の関節が擦れ、ギリギリ.ボキボキと音を立てて非常に痛みます、椅子からの立つ時には激痛が走り、階段も上れない状況です、そこで膝の人工関節を検討しているのですが、どこの病院の門を叩いたら良いのか迷っています。
現在はリュウマチの治療はしていません・・また、また思惑通り手術後は痛みもなく、階段も昇れるようになるのだろうか? 入院期間はどの位になるのだろうか? 
両膝を一度に手術出来るのだろうか?
等々の疑問を抱えております。お忙しいところ申し訳ございませんが、お教えいただけたらと思います、よろしくお願い致します。


回答医師/井上

 ご相談の内容から推察しますと、日常生活にかなり支障が生じているようです。患者さんには人工膝関節置換術が必要と思われます。
 術後は、一般的には痛みは80〜90%は軽減します。
 手術を希望される場合は、人工膝関節を数多く手がけている医療機関をお薦め致します。
 高崎市周辺では、当院。前橋市では前橋赤十字病院・群馬大学が、年間相当の手術を行っていると思われます。

 手術後は、一般的には2kmは歩けるようになります。階段も手すりを使えば、なんとか昇降は出来るようになります。
 両膝を一度に手術することは可能ですが、危険も伴いますので、片方を行ったのちに、4週間後位に反対側を行うのが推奨できる方法です。

 入院期間は、片膝で6〜8週間。両膝で10〜12週間位が必要です。
手術・過去の治療について


S・Mさん
 貴医院HPで見ました。71歳の母がリウマチで股関節と膝が痛むので手術すべきかどうか悩んでいます。
 リウマチ治験済みのYM177、NE-58095、セラペプターゼについて。
この薬の効果はどうでしょうか。
 また、この薬は大阪の病院でも使用可能でしょうか。


回答医師/井上

 トイレに歩いていくのが困難なら、手術を受ける時期と判断します。
 レントゲン写真で関節が大きく破壊されないうちに手術を受けた方が、人工関節の寿命は長い傾向にあります。

 YM177は、リウマチの関節痛に有効です。現在、治験は終了しており、今すぐ使用することは困難かと思いますが、1〜2年のうちには発売されると思います。

 NE58095は骨粗鬆症の薬で直接関節痛には効果は少ないと思います。この薬はすでに病医院で処方されています。(一般名:ベネット)

 セラペターゼ(一般名:ダーゼン)は、リウマチにはあまり効果はありません。
これは膠原病でしょうか?


S・Mさん
 一週間前から突然の●●●指の関節の腫れと痛みが出現しました。しばらく様子をみていたのですが改善傾向はなく、・・・(個人情報のため、抜粋させて頂きます。)・・・・・・・・、昨日精査のため再び採血をしてきました。
 現在からだの症状としては、なんとなく手がはばったく、股関節がなんとなく痛く、時々ところどころに筋肉痛を認めています。
 原因がはっきりせず、不安な毎日をおくっていますが、 RAなどを調べると早期発見、治療が大切といわれています。
 が、詳しいことは分からず・・・ 仮に、診断がついたとして、今の治療であれば仕事を続けることは可能なんでしょうか?
 というか、いい先生に出会えるかそれが何よりの心配事なんですが・・・。


回答医師/井上

  早期関節リウマチ(発症後1ヶ月以内)では、3カ所以上の関節の腫れと痛みが、1週間以上続くというのが、診断基準になっています。
ただし、典型的でない場合もあるため、やはり専門医の診察を受ける事をお勧め致します。
検査もリウマチ因子だけでは、はっきりは決められません。検査結果と関節の腫れ・痛みの様子で診断をつける事になります。
●高崎駅西口より徒歩5分
●関越道「高崎IC」より車で15分
●あら町銀行前バス停より徒歩2分